ホーリーウィーク(聖週間)はキリスト教における重要な祭り
十字架にかけられて処刑されたイエス・キリストの復活際です。
日本ではイースター(復活際)として、宗教色はやや薄められ
イベント(商業ベース)で売り込むいつもの戦略のようですね
フィリピンの各教会では20日の日曜日(パーム・サンデー)からスタート
セブ島で最も有名なサントニーニョ教会も一杯
ある物に聖水をかけてもらおうと必死・・・
ある物とは、ヤシの葉を編んで棒状にしたもので
パラスパスと呼ばれ、教会周辺で売られている
キリストがロバに乗って弟子たちとともに 都エルサレムに入った際、群集がしゅろの枝を振り歓声を上げて迎えたという聖書の記述に基づいています。あちこちの教会の近くには露天商がヤシの葉を編んで枝に見立てた「パラスパス」を作る姿が見られます。信者はそれを買って教会へ行きます。
そのパラスパスを自宅に持ち帰り、壁に飾って家族の無病息災のお守りとするのです。悪霊を追い払う力があると信じられていて、1年置いて乾いたパラスパスを翌年の「灰の水曜日」前に教会に奉納し、それがその年の灰を作るのに使われます。
出典 ナビ・マニラ http://navimanila.com/column/history-culture/628-philippines-holy-week.html
2016年3月24日(木曜日)Holy Thursday(祝日)
日本人には、最後の晩餐の日と言ったほうが分かりやすいかもしれませんね
この日、木曜から重要な期間に入り多くの信者たちが早朝から夜まで
代わる代わる集まり教会で祈りを捧げるようになります。
2016年3月25日(金曜日)Good Friday(祝日)
十字架にかけられ処刑された、イエス・キリストの受難の日が金曜日とされます。
処刑されたのになぜGood? と言う疑問が・・・
皆を代表して受難を受けた、良い行いと言う意味でしょうか。。
2016年3月26日(土曜日)Black Saturday
処刑されたはずのイエス・キリストが遺体が消えてしまった日で、
この日、教会では深夜まで祈る「イースター・ビジル(復活徹夜祭)」が行われます。
この世から神がいなくなる日と恐れられ、外出を控える人も多いそうですよ
2016年3月27日(日曜日)Easter Sunday
暗黒の土曜日を終え、いよいよイエス・キリストが発見され
母マリアと再会するという復活祭最後の儀式が行われます。
実はこの週の間、キリスト像や聖母マリア像などにはベールが掛けられ
ベールが外される事によって再会が再現され聖週間の行事が終了します。
ザッとこんな流れの一週間となるわけですが、信者ではない旅行者が気になるのは、ショッピングセンターやモールの営業状況ではないでしょうか?
シューマートSMシティ・セブ(ホーリーウィーク)
アヤラ・センター・セブ(ホーリーウィーク)
2強の大型モールが閉まってしまう木金は、
その他、レストランやスパなども多く休業して
日本のお正月の様に街が静まり返っておりまして
この二日間は、極力ホテルで過ごすのが無難、、
土曜日からは、殆どが再開される予定となります。
それまで、がまんがまん・・・